2023年3月号は、美容と健康の「基本」をテーマにご紹介しています。

いつもコンシダーマルメールマガジンをご愛読くださりありがとうございます。

春の訪れを感じられる3月号は「基本」をテーマにお送りいたします。

教えて?折茂Dr!は美容と健康に不可欠な基本の4本柱のお話。料理研究家、宮前真樹さんの身体とお肌に美味しい美養レシピは旬の春キャベツとクミンを使った家族で作れる簡単レシピ。コンシダーマルワンポイントアドバイスは保湿の基本と寝不足なときのうるおいチャージ法。ゲストはラジオ制作プロデューサーの桜井聖子さん。お忙しい毎日でライフスタイルはどんなことに気を配っているかなどを伺いました。

最後までお楽しみください。

INDEX
◆教えて?折茂Dr.! 「美容と健康は基本の4本柱を意識して」◆教えて?折茂Dr.!
「美容と健康は基本の4本柱を意識して」
◆身体とお肌に美味しい美養レシピ お肌と胃腸に良い春野菜を食べよう!「春キャベツのソテー、クミンソースがけ」◆身体とお肌に美味しい美養レシピ
お肌と胃腸に良い春野菜を食べよう!
「春キャベツのソテー、クミンソースがけ」
◆コンシダーマルワンポイントアドバイス「保湿の基本。寝不足!お肌ボロボロなときのうるおいチャージ法。」◆コンシダーマルワンポイントアドバイス
「保湿の基本。寝不足!お肌ボロボロなときのうるおいチャージ法。」
◆インタビュー ラジオ制作プロデューサー 桜井聖子さん「初心忘るべからず。日々反省と感謝。」◆インタビュー
ラジオ制作プロデューサー 桜井聖子さん
「初心忘るべからず。日々反省と感謝。」
美容と健康は
基本の4本柱を意識して

先月号では現在の健康状況(健康診断を行う)、家族歴(遺伝を知る)、自分にどのような影響を及ぼすかを知っておくことが大切。
病気や肌質は遺伝の素質が高く、世の中に蔓延る様々な健康法や美容法が合うかどうかは個人差が大きいので、自分に合ったものを探しましょうというお話でした。

特に食事に関しては、現代では飽食の時代となり、自然本来のものではなく加工食品が多くなり、添加物もたくさん入っています。これが健康を害する大きな要因であるのは間違いないそう。

Q.
現代の病気や肌トラブルを起こす問題点を教えて?
以下、基本の4本柱のどれか1つでも支障があると体調不良や肌トラブル・エイジングやターンオーバーの乱れにつながります。

1.食事
加工食品や精製糖、食品添加物、自然の形ではなく飼育された家畜・養殖された魚などを過剰摂取することで、肌の血流が悪くなり、新陳代謝の低下や老廃物が溜まりやすくなり肌の酸化や糖化に繋がります。

2.運動
定期的な運動の不足、筋肉量の低下、過度の肥満は冷えやむくみを起こします。

3.睡眠
不規則な就労時間、就寝時刻の乱れ、パソコンやスマートフォンの液晶画面などの影響で睡眠不足が起こると成長ホルモンが十分に分泌されず、免疫力の低下や肌のバリア機能が低下、ターンオーバーの乱れなどに繋がります。

4.ストレス
①食習慣の乱れによる胃腸ストレス
②過度の労働による身体ストレス
③睡眠不足などによる睡眠ストレス
④私生活および職場での対人ストレス


美容も大切ですが、顔は内臓の鏡。病気を顔色で判断することも。
 黄・・・黄疸や糖尿病
 黒・・・腎臓機能の低下
 白・・・循環器系統が弱い
 赤黒・・・肝臓機能の低下など

※かなり病気が進行している時にわかりやすく出てきます。多少の顔色の変化は心配しすぎないようにしましょう。

今回は基本4本柱の食事。
食品選びの注意点!

以下を参考に旬を意識した食事をしましょう。現代では季節を問わず様々な食材・食品が手に入りますので旬が分かりにくく困りますね。

春野菜には解毒作用・新陳代謝を高める効果:
春キャベツ・新たまねぎ・新ごぼう・アスパラガス・タラの芽・ふき・筍・ニラなど
夏野菜には身体を冷やす効果:
レタス・トマト・きゅうり・とうもろこし・なすなど
秋野菜には体力を回復させる効果:
かぼちゃ・きのこ・さつまいも・にんじん・春菊など
冬野菜には身体を温める効果:
白菜・ほうれん草・小松菜・ブロッコリー・大根・ネギなど

季節に適したものを摂ることで自然と身体の働きが整うようにできています。夏に鍋物、冬にそうめんを食べたくならないのは身体が欲していないからで、その身体の声を無視した食習慣が続くと体調を崩します。加工食品を減らし食品添加物は避けて、魚や鶏肉以外の動物性食品(牛・豚・乳製品)を多く取らない工夫も大切です。

さらに、季節に合った食材は栄養価が高いです。時節の路地栽培のものは味が濃く、栄養素が豊富で、色も鮮やかです。一方、季節外れでハウス栽培など人工的に栽培したものは味や色は薄く、栄養が少なくなります。また、どんなに身体に良いとされる食べ物でも、一年中毎日欠かさず食べる必要はありません。四季を通して様々な食材を摂ることがバランスの良い食事です一食で何十種類もの食材を取る必要はありませんのでご心配なく!

\まとめ/

出来るだけ自然の理にかなった食事・生活が不可欠です。精製した糖や加工され過ぎた食品を過剰に摂取し、太陽が沈んだ後も電気の力で夜遅くまで仕事をすることが身体に負担になっていることは、皆さんお気付きかと思います。分かっていてもなかなか変えられないのが現実ですが、出来ることから一つでも工夫して頂けると良いですね。きっと身体が元気になり、肌状態もよくなっていくことを感じられると思います。

折茂 政幸
Masayuki Orimo
ウェルネス宮前クリニック 院長
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。
お肌と胃腸に良い
春野菜を食べよう!
「春キャベツのソテー、
クミンソースがけ。」

葉も柔らかく甘さも増す春キャベツのシンプル調理です。外葉と内葉を芯まで一緒に食べられて、見た目にも少し豪華な一皿です。
クミンには免疫力アップや粘膜などを守るビタミンAや美肌のビタミンCなど抗酸化作用のあるスパイスです。近年では「糖化」を抑える力があることでも注目されています。
そしてキャベツにはビタミンCの他、胃腸を整えるビタミンU(キャベジン)・腸内環境を整える食物繊維などが豊富な野菜です。

材料(2人分) キャベツ1/6個
にんにく1片
クミンシード小1
オリーブオイル大1
少々
胡椒少々
粉チーズ適宜
作り方
  1. フライパンにオリーブオイルを熱し、塩をふりキャベツの断面に焼き色が付くよう中火で両面焼く。
  2. 焼き色が付いたら蓋をして、弱火で柔らかくなるまで蒸し焼きにする。
  3. 【2.】を取り出し、フライパンに刻んだにんにくとクミンシードを入れ香りが立つまで焦がさないよう加熱する。油が足りない場合はオリーブオイルを適量追加。
  4. お皿のキャベツに【3.】の香味オイルをかけ、胡椒とお好みで粉チーズをふりかける。

薄切りしたパンを【3.】のフライパンで軽く焼くのもおすすめです。

宮前 真樹
Maki Miyamae
caférestaurant エムナチュール プロデューサー。
その他店舗プロデュース/各種出版・WEB 媒体にレシピ・コラム掲載
美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。
『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版
国際食学協会親善大使・名誉理事就任
ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了
スーパーフードマイスター/食育インストラクター/
全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他
犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー
愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。
保湿の基本。
寝不足!
お肌ボロボロなときの
うるおいチャージ法。

保湿の対策って?
乾燥対策=保湿ケアは、水分を「そそぐ」「つかむ」「かかえこむ」「はさみこむ」「ふたをする」という行為が大切です。保湿成分といわれるものも、成分ごとにそれぞれ働きが異なります。例えば、保湿成分として有名なヒアルロン酸Naは、水分をかかえこんで、肌表面でうるおいを保つ効果があります。また、水と油の両方になじむセラミドには、水分をはさみこんでキープする効果があります。そして、与えた水分にふたをして肌にとどめるためには、油分を与えることが欠かせません。
(日本化粧品検定協会 美容の豆知識より引用)

コンシダーマルスキンライズローションは潤いを浸透させ、かかえこみ、ふたをするラメラテクノロジー®を採用。この潤い感覚はご愛用くださっている皆様なら実感されていると思います。その理由は?


乾燥して水分・油分不足なお肌。

うるおいを逃さないラップ効果。

コンシダーマルを塗布すると、潤いを浸透させて(※1)かかえこみ、ラップ効果でふたをしてくれる効果があるんです。
※1:角質層の奥まで

潤いケア成分として、セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、エラスチン、ホホバ種子油などを配合。
さらに栄養ケア成分として、コラーゲン、アミノ酸、トレハロース、ミネラルなども配合。

【Point】
スキンケアはストレス緩和にも。
毎日のお肌の状態に合わせた適量を使いましょう。
コンシダーマルを使った寝不足の乾燥肌解消法。
睡眠が上手に取れなかった日はお肌のバリア機能が下がりがち。そうすると肌は乾燥し、ターンオーバーのリズムも狂ってしまいます。そんな時は自宅でとっておきな簡単エステ。
この方法は知覚神経の刺激と休息を促し、毛細血管を拡張させ血液循環を良くします。

[用意するもの]

・ホットタオル
・コンシダーマルスキンライズローション

■STEP-1

タオルを濡らしてしっかりと絞り、ジップロックなどに入れ、500wの電子レンジで30~60秒温めます。45℃程度のお湯にタオルを浸してきつく絞る作り方もOK。
※熱すぎて火傷をしないように注意しましょう。

■STEP-2

熱めのお風呂に浸かる程度の温度を感じたら、優しく顔の上に乗せます。

■STEP-3

両掌でおでこ、目の上、口元、頬、こめかみへ向かって優しく抑えます。

■STEP-4

タオルがぬるくなってきたところで外します。
(3分ほどを目安に)

■STEP-5

コンシダーマルスキンライズローションを3~4プッシュ。手のひらに伸ばした後、顔全体から首にかけてなでるように塗布します。この時強く擦らないように注意しましょう。

■STEP-6

均等に塗れたらホットタオルと同じ順番で両掌を使い優しく入れ込みます。

■STEP-7

すぐに浸透したらまだお肌は潤いを欲しがっています。再び2~3プッシュ取り、同じように塗布しましょう。潤いの目安はお肌が“しっとり”と感じることです。
これで寝不足の乾燥肌対策はバッチリ。
是非お試しくださいね。
第22回ゲスト
ラジオ制作
プロデューサー
桜井聖子さん
「初心忘るべからず。日々反省と感謝。」
ラジオ各局で番組の制作プロデュースをしながら、放送批評懇親会常務理事なども務め、日々お忙しくしていらっしゃいます。「一度きりの人生なのだからわがままに楽しんで生きるのよ。」と笑う桜井さん。眠る暇もなく徹夜でお仕事されることも多いとか。
Q.桜井さん、これだけお忙しくていらして美容に関して日頃はどんなことに気を遣っていらっしゃいますか?

「普通」なんです。普通が難しいですよね。私はデフォルメすることもないし、メイク「アップ」をしません。
TPOに応じて人にお会いした時、相手に不快感を与えないようには務めますね。結婚式やパーティーなど、私の為ではなくてその主賓となる方に失礼があってはいけない時はメイクをしようという考え方で、一つのマナーという感じです。普段は朝起きて顔を洗って、年齢と共に保湿は大事だから基礎的なことはやって。ファンデーションを塗り、眉を描き。でも口紅をつけることはしないんです。寝坊してスッピンの日もあります。
不規則な仕事で夜中2時3時に帰ったとしても顔は洗って寝なさいよ、と美容家さんに言われたのでそれは心がけています。ただ、本当にクタクタでそのまま寝てしまった日は「やっちゃったなぁ」と思うことが大切で後悔はしません。


Q.お肌もキレイで唇もまるでリップを塗っているように血色がいいですね。

こうして褒められるとそれが一つのメイクになりますね。(笑) そんな私にとってオールインワンはとても便利です。女性の社会進出も増えて、家事や子育てをしながら忙しい生活を送っていますよね。その中で便利な時代になりました。だってスキンケアのアイテムを並べなくて済むようになったんだもの。面白いことに若い頃は肌に潤いも弾力もあって素の美しさがあるのに、その頃の方が基礎化粧品を揃えてみたり、色んなものを塗ってみたくなる傾向が強いですよね。それが歳を重ねていくとアイテムは引き算になっていく。ところが本当は逆なのよね。足さないといけなくなってくる。でも私はこんな性格で面倒くさがり屋だから、このオールインワンのコンシダーマルは楽で私に合っているんですよ。仕事をしている人たちにとって、最高の相棒になると思います。


Q.多くの方は「老い」を恐れ、様々な美容法を試されているようです。桜井さんにとって年齢を重ねることは?

例えば肉体的な話。以前だったら駅まで5分で行けていたものが、歩く速度が遅くなって8分かかるようになったとします。それを「老い」ととるのか、「8分かかった」という事実だけを受け止めるのかという違いです。私はそれを「老い」として紐づけることはないんですよ。記憶力で言うなら、昨日の夜何を食べたっけ?と覚えていない時、歳だよね、なんて会話になったりしますが、昨日食べたものを忘れるのは昔もあって今に始まったことじゃないでしょ?(笑)だから老いを感じることは見つからない。私はこの時代に無事、また歳を重ねられたことに感謝しています。そうしたくてもできない人が世界にはいっぱいいるから。二十歳を迎えたくても迎えられない国の子供達だっている。難病を抱え日々、不安と命と向き合っている人もいる。年を重ねることを嘆き卑下する基準が私にはありません。年齢というのは変わりのない事実でしかないんです。心の持ちようと、今見ている視野の角度を10度でも15度でも変えてみるといいですよね。


Q.健康については何か気を付けていることはありますか?

こんなに不健康な生活している人は珍しいですよね。(笑)健康は食事・運動・睡眠が大切です。まず睡眠は取れていませんね。運動も自発的にジムに行ったりはできません。特別な健康法はありませんが、楽しんでできることをしています。食事だけは自分でコントロールができるので1日1~2回は旬のお野菜をたっぷりと摂っています。


Q.これからの展望は?

展望はないんです。初心忘るべからず。日々、反省と感謝。そして公私とも色々なことに臨むこと。仕事を追うのではなく、そこにあるものを真摯に取り組む。私は自分のために今を生きているだけなんです。未来を考えて不安になるのは「今」を生きていないから。今を一生懸命生きようと思うと結構大変よ。
長年ラジオの仕事をしてきてこのコロナ禍の3年で皆さん「普通」ということの難しさを実感されたのではないでしょうか?たくさんの制約が課され、日常というものを奪い取られて、それでも毎日の暮らしはある。なんとか自分の日常を極力続けようと努力されたと思うんです。その中でラジオがかかっていたり、音楽が流れてきたり、パーソナリティが投げかける言葉でふと日常が戻る。人生のちょっとした豊かさへのヒントやきっかけへのほんのひとかけらを発信することで変われたり、救われたり、楽しいと感じてくださるリスナーさんもいらっしゃいます。
展望をしいて言えば、そんな彩を添えて皆さんへ「普通の日常」をこれからもお届けしたいですね。
桜井 聖子さん
1958年1月14日生まれ

有限会社 さくら 代表取締役。
日本大学芸術学部放送学科卒業。
(株)テレコム・サウンズを経て93年に独立。J-WAVE、FM横浜、InterFM897、TBSラジオ、NHKなど各局で、番組・イベントの企画・制作・プロデュース。放送批評懇親会常務理事・ギャラクシー賞ラジオ部門委員長。

◇コンシダーマルの感想

慌ただしい朝に、顔だけ洗ってとにかく家を出るというときはコンシダーマルをバックに入れて駐車場で保湿をします。徹夜の仕事もあるのでオフィスにも置いてあります。何より時間を大切にしないといけない人にとって、とても強い味方になるアイテムですね。浸透してベタ付きが残らず、肌が±0になる感じがとても気に入っています。頑張るというのが好きではないのですが、コンシダーマルは頑張らずにいられる安心のお供。「普通=日常」でいられます。今は多様性の時代。多様な文化や社会において男女関係なくどこでもいつでもどなたでも使えるんじゃないかしら。

取材 コンシダーマルメールマガジン編集部
撮影 萩庭桂太
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた、次回のConsidermal Mail Magazineでお会いしましょう!