メルマガ2022年4月号「身体に美味しい!毎日続けたいお味噌汁習慣」などをご紹介しています。

この度、宮城県・福島県沖の地震で被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。
どうか少しでも平穏な時間を過ごせますように心よりお祈り申し上げます。

-コンシダーマルメールマガジン編集部-

いつもコンシダーマルメールマガジンをご愛読くださりありがとうございます。
今年は桜の開花予報も早く、すでに初夏を思わせる気候の地域も多いのでは?

さて今月号のメールマガジン、教えて折茂Dr.!は推奨されている年に一度の健康診断へは行ったものの、数値の結果の見方がよくわからない方必見です。
身体に美味しい美養レシピは毎日続けたいお味噌汁習慣。
そしてワンポイントアドバイスは皆さん気になるのでは?くすみの原因。
そして今月の素敵なゲストは、料理研究家でいつも美味しくてヘルシーなレシピを考案してくださっている宮前真樹さん。改めてお料理への思いを伺いました。

最後まで是非お楽しみください。

INDEX
教えて?折茂Dr!~健康診断の結果の見方を教えて?平均値なら心配ないの?◆教えて?折茂Dr!
健康診断の結果の見方を教えて?
平均値なら心配ないの?
身体とお肌に美味しい美養レシピ~毎日続けたいお味噌汁習慣。春野菜のお味噌汁~◆身体とお肌に美味しい美養レシピ
毎日続けたいお味噌汁習慣。
~春野菜のお味噌汁~
コンシダーマルワンポイントアドバイス~お肌のくすみが気になります。原因は?◆コンシダーマルワンポイントアドバイス
肌のくすみってなぁに?
インタビュー~宮前真樹さん「お料理は幸せをわかちあい、マインド整えるもの。◆インタビュー 宮前真樹さん
「お料理は幸せをわかちあい、マインド整えるもの。」
健康診断の
結果の見方を教えて?
平均値なら心配ないの?
Q.
年に一度、健康診断を推奨されているので、受診しています。でも結果の見方がよくわかりません。コンシダーマル世代が気をつけたい数値の変化はどんな項目ですか?
先ずは血圧です。それまで血圧が低かった方でも、特に遺伝的な要因(ご両親が高血圧など)がある場合には40代半ばころから血圧が上がり始めます。また、閉経に近くなるとLDLコレステロールが上がり始めます。
Q.
更年期で起こりやすい検診結果は?
  1. 血圧上昇:
    理想的には120/80mmHg未満です。
  2. 脂質異常:
    LDLコレステロールや中性脂肪の上昇。
  3. 血糖上昇:
    空腹時血糖の他に、糖尿病の指標となるHbA1cの上昇。
Q.
閉経を迎える頃に悪玉コレステロール値(LDL)が上昇してしまうのはどうして?気をつけることも教えてください。
女性ホルモンのエストロゲンにはLDLコレステロールを下げる働きがありますので、更年期のエストロゲン低下でLDLコレステロールが上がり始めます。LDLコレステロールの上昇は動脈硬化の原因になりますので、①食事での脂質摂取が多くならない様に②体重を増やさない様に③既にLDLコレステロールが高い場合は、医療機関で現在の動脈硬化の状態を検査することが望ましいです。
Q.
健診の際、血液検査の結果が全て平均値の中にあれば安心ですか?
健康診断で検査している項目で分からないことがあります。一つは、女性ホルモン値は調べませんので、更年期に関する体調の不良は確認できません。また、中年期の女性に多い膠原病(こうげんびょう)も評価できませんので、気になる症状があれば医療機関で検査が必要です。
Q.
それぞれの項目の関連を教えてください。
A ASTやALTなどの肝臓の数値は、アルコール性肝炎や脂肪肝などで悪化します。中性脂肪が高い、急に体重が増えたなどの際には、肝臓に問題が無いか確認が必要です。
クレアチニンや尿素窒素は腎機能の指標ですが、これらの数値が悪い場合は血圧・血糖値に問題がある場合があります。また、腎機能の低下で尿酸値が上がります。
コレステロールはLDLとHDLのバランスが重要です。LDLのみが非常に高い、反対にHDLが基準値を下回っていないかを確認して下さい。
Q.
その他、健診でオプションもあります。コンシダーマル世代が受けた方がいいのはどんな検査ですか?
血液検査のみでは、胃や大腸などの消化器疾患(ガンなど)を確認することが出来ません。腫瘍マーカーも確実ではありませんので、内視鏡での検査が必要です。高血圧症や糖尿病、脂質異常症がある方は動脈硬化が懸念されますので、50歳前後で脳血管のチェックを行っておくと安心です。婦人科健診は必須です。特に家族に乳がん・子宮がんの方がいる場合には毎年検査をお願いします。
折茂 政幸 
Masayuki Orimo
ウェルネス宮前クリニック 院長
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。
毎日続けたい
お味噌汁習慣。
~春野菜のお味噌汁~

お味噌汁は子供の頃から慣れ親しんだもの。
各家庭の味があって、飲むとなんだかホッとする不思議な力がありますよね。

柔らかく甘味の増した春の野菜をくたくたに煮込んだお味噌汁。お味噌にはタンパク質、ビタミンE、ビタミンB2、食物繊維、イソフラボン、コリンなど、大豆由来の栄養素が豊富。また、米麹には美肌に有効なコウジ酸が多く含まれていて美白や糖化を防ぐ作用があります。

お出汁を取らなくても簡単で美味しいお味噌汁になります。野菜をしっかり煮込んだスープは甘味があり、お味噌の量を減らしても美味しく、減塩にもなります。

材料(二人分) キャベツ 1~2枚
玉ねぎ 1/2個
にんじん 5cm程度
スナップエンドウ 2個
油揚げ 1枚
500ml
味噌 大2
鰹節 小分け1袋
作り方
  1. 野菜を食べやすい大きさに切り水からコトコト煮込みます。
  2. 野菜が柔らかくなったら火を止め、味噌を加え溶かします。
  3. 最後に鰹節をふわっと入れて混ぜたら完成です。

お椀にお味噌と鰹節だけでも十分美味しい味噌汁になります。

※気になる方は油揚げの油抜きをしてください。
※野菜は半端に残った野菜やお好みの野菜を使うのもOK。

少し手間はかかるけれど、自分好みの手前味噌を作るのも楽しいものです。
時間をかけじっくり熟成させた自分のお味噌で作る味噌汁は最高の一杯です。

宮前 真樹 
Maki Miyamae
caférestaurant エムナチュール プロデューサー。
その他店舗プロデュース/各種出版・WEB 媒体にレシピ・コラム掲載
美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。
『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版
国際食学協会親善大使・名誉理事就任
ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了
スーパーフードマイスター/食育インストラクター/
全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他
犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー
愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。
肌のくすみってなぁに?

肌の透明感や明るさ、ツヤが失われた状態を言います。 原因は?

■ 乾燥

乾燥によってお肌の水分量が低下すると、お肌の透明感が失われてグレイがかった肌色に見えます。

■ メラニン

摩擦や紫外線によりメラニンが生成され茶色く見えるくすみです。

■ 血行不良

疲れ・ストレス・運動不足・冷えなどが原因で血液の流れが滞り、お肌に充分な栄養が届かずに毛細血管が青暗く見えます。

■ ターンオーバーの乱れ

規則正しくターンオーバーができず、角質が厚くなってしまうことでごわついた状態です。

■ 糖化

糖分を摂りすぎると余分な糖分がタンパク質と結びつき、黄みがかったくすみに見えます。

このように様々な原因でくすんで見える肌ですが、美しい素肌に大切なのが『透明感』。肌の透明感は角質層の中の水分量が重要な役割をしていて、肌の中の光を反射する量によって変わってきます。

コンシダーマルスキンライズローションはラメラテクノロジー®で潤いが角質層の奥深くまで浸透するので、明るく透明感のある健康的な素肌へ導きます。毎日の肌の乾燥状態に合わせて使用量を調節してお使いください。

※(イメージは一般社団法人化粧品検定協会メルマガ・乾燥が引き起こす肌悩みより参照)

第12回ゲスト
宮前真樹さん
「お料理は幸せをわかちあい、
マインド整えるもの。」
コンシダーマルメールマガジンの『身体に美味しい美養レシピ』コーナーを担当してくださっている宮前真樹さん。美容と健康にも良い、美味しいお料理を毎月更新中です。改めて料理研究家へ進んだきっかけやお料理への思いなどを伺いました。
Q.芸能界での活躍を経て、現在料理研究家としてご活躍の真樹さん。元々ケーキを作るのがお好きだったそうですね。

子供の頃からお料理やケーキを作るのが好きでした。特にケーキは圧倒的に幸せな場面に登場しますよね。なのでプレゼントした先でとても喜ばれるのが嬉しかったんです。お料理やお菓子のレシピ本を見るのも大好きで私が素敵だなと思うお料理を作った方のプロフィールを見ると多くが「コルドンブルー」を卒業されていて。初めて入学案内書を取り寄せてみたのが22歳の頃でした。

芸能界の仕事をしていたその頃から趣味でケーキ教室に通っていました。先生は当時50代。その年代は未知の世界でしたが、手に職があるとこういう素敵な職業ができるんだと思いました。将来自宅でサロンをやりたいという思いもあり、人に教えるには趣味程度ではなく、きちんとした知識を得たくて30歳で憧れていたコルドンブルーに入学し、お菓子コースを専攻しました。


Q.卒業後も試行錯誤されて。そこからお料理へと広がっていったそうですね。

自分で料理研究家として始めたときは何にもテーマを決めていなかったんです。得意なことも分からなくて。始めはすごくできる気でいました(笑)。ケーキもたくさん作ってきた、学校へも行った、経験も積んできた。だからなんでもできるって。でも世に出て経験をしていけばしていくほどすごい人たちが沢山いて、やれることがないと感じて。私はこの人たちと違うことって何ができるだろう?と悩みました。だから模索するためにもいただいた仕事は全てやろうと決心したんです。そうこうしているうちに自分の経験値や年齢も上がってきて40歳を超えた頃から「美容と健康」をテーマにしたレシピを作れますか?という依頼が増えてきました。そこからようやく現在のような方向性が見えてきたという感じです。


Q.真樹さんの人生設計は長いスパンで考えられていらっしゃるそう。

私は目標が決まるとゴールにいくまでの設定年数が長いんです。30代の時は成功することよりもその準備段階。40代で自分のやりたいことをやれるように頑張り、40代になってそれが少しできるようになってきた今はもっと基盤を固めて形を整えたい。50代の後半ではそれなりになれていたらいいなと思っているんです。人から与えてもらうチャンスやきっかけを大事にしたいと思っていて、貴重な意見をくれた人の話は聞こうと思うし、その人たちの提案には乗っていこうと考えています。この年で失敗したら痛いな、みたいになりがちですが、やらないと始まらないからトライしていく。という前向きな気持ちでいます。


Q.真樹さんにとってお料理はどんな存在?

お料理はホッとしたり、にっこりするもの。みんなでテーブルを囲むのも楽しいですね。お料理の工程で特に好きなのはスープや煮込み料理を作っているとき。あの音と時間です。食物が自分の身体を作るので健康面ももちろんですが、食べることやそのために選んだ食材を料理してお皿に盛り付けることで「自分のマインドも整えている」と感じます。


Q.編集部でも打ち合わせにお邪魔して、お惣菜などを差し入れた時、必ずお皿に盛り付け直してとても美味しそうに一工夫してくださいますね。真樹さんのお料理に対する愛情を感じる場面でもあります。さて、様々なお料理レシピを考案したり、ワークショップなどもされている傍らで昨年から真樹さんのロールケーキブランド「maqbon」が始まりましたね。

当時、プロデュースしていたカフェで、ロールケーキを出していたんです。そこでは健康寄りのレシピでお砂糖や甘味料を極力使わず作っていました。これは私の考え方ですが、スイーツというのは仕方なく食べるものじゃないですよね。疲れた時や甘いものを食べた時のほっこり、安心する感じが大切なのに、こんなにギリギリまで糖分を抑える必要があるのかな?と思ったんです。やっぱりスイーツは美味しくなければ意味がないと感じmaqbonは食べたとき満足していただきたくて甘みも感じられるように改良しました。


Q.真樹さんが作るスイーツやお料理のコンセプトは?

昔から存在していて変わらずあの丸くて柔らかな形状、みんなが知っていて安心感もある。その優しい感じがいいなと思ってmaqubonはロールケーキにしました。私が作るスイーツやお料理のテーマは見た目も味も“優しい感じ”なんです。“難しくないもの”。みんなが知っていて安心して食べられるもの、なんです。


Q.味も盛り付けも真樹さんにしかない「優しさ」を感じます。最後にコンシダーマル世代へメッセージを。

48歳から肌の状態や睡眠の質、五十肩とか(笑)で体調の変化を実感しました。50代に楽しいことができるようになりたいなと思って目の前のことを一生懸命やっている40代最後の年です。ようやくベース作りができてこれから理想の50代が過ごせるようにしたいですね。チャレンジすることを恐れずに続けていけば路は拓けると信じています。
宮前 真樹 さん
1973年1月16日生まれ

caférestaurantエムナチュールプロデューサー。その他店舗プロデュース/各種出版・WEB媒体にレシピ・コラム掲載 美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。
『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版
国際食学協会親善大使・名誉理事就任
ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了 スーパーフードマイスター/食育インストラクター/全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他
犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー

愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。
ロールケーキブランド「maqbon」毎月6の付く日に渋谷西武百貨店B1で販売中。
この冬、ケーキの仕込みで寝る暇もなかったので、本当にコンシダーマルには助けてもらいました。洗顔してタオルで拭いたらこれだけで保湿が足りるのでとても楽。しかも、手を洗う機会が多く手荒れが酷かったのですが、朝晩コンシダーマルをちょっと多めにとって顔に塗ったあと手にも塗っていたらハンドクリームで改善しなかった手荒れがキレイになりました。
取材 コンシダーマルメールマガジン編集部
撮影 萩庭桂太
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた、次回のConsidermal Mail Magazineでお会いしましょう!