2021.08.01 そもそもストレスってなぁに?原因と対処法をご紹介しています。 この度の静岡県熱海市土石流災害・令和3年7月豪雨による災害により被災された皆様、並びに被害に遭われた全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 株式会社 オクターヴ22 いよいよ夏真っ盛りです。暑い毎日、しっかり水分補給をして乗り切りましょう。 さて今月のコンシダーマルメールマガジンは社会の変化に伴ってみなさんが感じている“ストレス”。 そもそもストレスってなぁに?原因と対処法。ストレスが溜まるとつい手が出ちゃう甘いもの。今回のレシピはでご家族でも楽しみながら作れるこの夏にオススメ! 身体にも良いヘルシーデザート。 そしてワンポイントアドバイスは夏の肌トラブルを改善!超簡単スキンケア法。更にコンシダーマル物語は最終回。 デヴァイスと化粧品の進化。 そして!今回も豪華ゲストをお迎えしたインタビューの5本です。是非、最後までお楽しみください。 社会変化に伴って 増えるストレス。 原因と対処法を教えて? ヒトの身体にはホメオスタシス(恒常性)と言って、体温や心拍数などの身体的環境を常に一定の状態に保つ働きがあります。このホメオスタシスを乱すような過剰な刺激をストレスと言います。「気候や居住環境、騒音などの環境的ストレス」「役職や対人関係などの社会的ストレス」「病気やケガ、過度な疲労などの身体的ストレス」「怒りや不安、精神状態などの心理的ストレス」の4つに分類されます。過剰なストレスは脳の視床下部に作用し、下垂体を経由して副腎皮質から分泌されるストレスホルモン(コルチゾール)を増加させます。コルチゾールによって身体に様々なストレス反応が生じます。 ストレスが溜まると起こる 体の不調・症状です *ストレス耐性(ストレスに対抗する力)には個人差があり、 出現する症状も異なります。 ❶ 不安や怒り、失望、気分が晴れないなどの急激な感情の変化 ❷ 動悸や不整脈、血圧上昇などの循環器症状 ❸ 食欲低下や胃痛、吐き気、下痢・便秘などの消化器症状 ❹ めまいや耳鳴り、頭痛や眼の痛みなどの感覚器症状 ❺ 倦怠感や肩こり、発汗や皮膚症状、睡眠障害などの全身症状 ストレスを発散したり回避するために日々の生活の中でこちらを習慣にしてみましょう。 ❶ 休養:過度の緊張や疲労を回復するには何よりも先ず休養です。毎日少しの時間でもいいのでご自分だけの時間を作り、好きな事をする・何もせずぼーっとするなどリセットする時間を持つことが大切です。 ❷ 運動:適度な運動は血液循環を促進し、新陳代謝を高めることでリフレッシュ効果があります。 ❸ 睡眠:慢性的な睡眠不足自体がストレスになりますので、十分な睡眠時間の確保をお願いします。寝付きが悪い場合には、入浴など就寝前の睡眠環境を整えることが重要です。 ❹ 食事:栄養バランスを考慮した規則正しい食事が基本です。特にビタミンとミネラルの補給を忘れずに。過食や甘い物の摂り過ぎにはご注意下さい。 ❺ ストレスと思わない: ストレスを深刻に受け止めない人は死亡率が低いという研究データがあります。ストレスをプラスに受け止めるもしくは軽く受け流すことが出来ると理想的です。一人で悩まず周囲の人に相談するのもいいでしょう。 折茂 政幸 Masayuki Orimo ウェルネス宮前クリニック 院長 千葉大学大学院修了 医学博士 専門 循環器内科 ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。 普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。 また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。 身体に美味しい美養レシピ スパイス甘酒と白玉の ヘルシーデザート 「飲む点滴」としても人気の甘酒には、ビタミン類B1.B2.B6やミネラル、食物繊維、ブドウ糖など 夏バテ防止に効果的な栄養素がたくさん詰まっています。 アーモンドミルクで割って体を温める作用のあるスパイスを加えると、チャイのように楽しめます。白玉は絹豆腐と一緒に混ぜ合わせることで良質なタンパク質も摂ることができふんわりモチっとした食感になります。またフルーツを一緒に器に盛ると簡単で華やかなデザート楽しめます。今回は冷凍のキウイとブルーベリーを使っています。甘さかが足りない時は、お好みで蜂蜜などを加えても美味しいです。 材料4人前 白玉粉 100g 絹豆腐 150g 甘酒(濃縮タイプ) 100ml アーモンドミルク 200ml 生姜 小1/4(すりおろし・チューブ) シナモンパウダー 少量 クローブパウダー 少量 作り方 1. 白玉粉と豆腐を手で捏ね「耳たぶ」の硬さにまとめる。 2. 1の生地を一口大の大きさに丸め中心を凹ませ沸騰した湯で茹でる。 3. 浮き上がってから1~2分したら冷たい水を入れたボウルへ入れ冷やす。(白玉粉の説明書を確認) 4. 器に甘酒とアーモンドミルクを入れスパイスを加え混ぜる。 5.そこへ冷やした白玉を入れて出来上がり。 宮前 真樹 Maki Miyamae caférestaurant エムナチュールプロデューサー。その他店舗プロデュース/各種出版・WEB 媒体にレシピ・コラム掲載美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。 『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版 国際食学協会親善大使・名誉理事就任ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了スーパーフードマイスター/食育インストラクター/全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。 真夏版!コンシダーマル朝晩のスキンケア法。 夏になると実は冬よりも肌状態が乱れるという方が多いのをご存知ですか?毛穴詰まり、ざらつきや角質のごわつき、部分乾燥など。原因は紫外線・エアコンによる乾燥・汗での刺激・皮脂などです。そんな夏の肌は汗や皮脂でのベタつきが気になるし、潤っているような錯覚もあって保湿が疎かになりがち。ところがお肌の中からは知らぬ間に汗と一緒にうるおい成分まで出ていってしまうのでお肌の深部はカラカラ。触るとベタついているのにゴワゴワ・ガサガサ状態。それがインナードライと言って肌トラブルの原因に。夏は汗でお肌のpH値は乱れ弱酸性からアルカリ性へと傾きます。汚れを落とし、きちんと保湿をしてお肌を弱酸性の状態に戻しましょう。 夏の朝 1,ぬるま湯もしくはお水で洗顔。 2, スキンライズローションを3プッシュ手に取り、両手で優しくプレスしながらお顔全体、首になじませます。 (お肌の乾燥状態に合わせて量を調節してください。) 夏の夜 1, ウォームアップクレンジングバームを顔も手も乾いた状態でさくらんぼ大を取り、優しく、強く擦らずに顔全体になじませます。特に毛穴詰まりの起こりやすい小鼻は指先で円を描くように詰まった汚れを浮き出すイメージでマッサージ。 2, ぬるま湯で白い濁りが透明になるまで洗い流します。 3, 洗顔後、ローションを4プッシュ手のひらにとって目尻からまぶた、ほほ、おでこへとプレスしてなじませます。そして首、デコルテまで伸ばしましょう。 (お肌の乾燥状態に合わせて量を調節してください。) 番外編 アウトドアなどで紫外線を浴びた日は、肩や背中、腕、脚などもスキンライズローションで保湿しましょう。 シンプルケア。夏は皮脂量が増えるため、冬に比べるとコンシダーマルの使用量はいつもより少なめがちょうど良いです。肌の奥まで潤いが浸透するラメラテクノロジー®だから夏のインナードライにも1本でスキンケアができます。お試しください。 最終回 「デヴァイスの進化と 化粧品」 21世紀に入り、既に20年と言う歳月が流れました。この20年、私たち一般人の生活様式を大きく変化させたのはコンピューター端末の進化だと思います。20世紀後半から普及した携帯電話。今思えばまだまだ原始的なものでした。最初は通話だけのツールでした。しかも世界はまだ遠く、その通信範囲は国内に限られていました。旅行や出張で海外に出向くときは訪問国専用の携帯電話をレンタルしたものです。海外出張先から自国へ連絡する際は固定電話で国際電話を使用する方法しかありませんでした。また、レターや写真、静止画像を電気信号に変換して送信するファクシミリと言う通信機器の出現が少しはその時間や距離を縮めてくれ大いに役立つツールとして幅広く使用され始めていました。 21世紀になると電話回線仕様の家庭用パーソナルコンピューター(パソコン)が広く普及、それに伴いノートブックタイプのものの出現は海外仕様としてビジネスモデルを大いに変化させました。そして2005年前後には日本の携帯電話が画期的な進化を遂げ国内海外、そしてメール使用を可能にしました。 更なる進化は2007年に訪れます。APPLE社が発表した携帯電話iPhone。すなわちこのiPhoneと言うスマートフォン(スマホ)は単なる携帯電話と言うよりは、むしろ携帯電話機能を搭載した掌に収まるコンピューターでした。 その無駄を省いたデザインの内部にはGPS端末、カメラ、音楽プレーヤー、辞書、翻訳機、計算機、決算ツール、今では数えきれないコミュニケーションツールがオールインワンの状態で存在しています。 iPhoneに代表されるスマホの進化と普及はその優れた技術ゆえ文字通り私たちの暮らしをスマートにしました。この小さな機器の中に集約された特定の機能を持つ技術(デヴァイス)は更なる未来を目指し進化し続けることと思います。 今回、この連載の最終回に何故この話を書かせていただいたかと言うと化粧品の進化とどこか通じるところがあったからです。皮膚臨床薬理研究所の森川先生や鈴木先生はかねがね肌に負担をかけないシンプルケアを提唱していました。 化粧品開発者達がまだ誰も手を染めていない早い時代から、敏感肌用化粧品を開発。 基礎化粧品の使命は「プロテクト」「洗浄」「保湿」であると言う概念のもと研究を続けていらっしゃいました。 50年以上前、森川先生はハーバード大学のフィッツパトリック教授と紫外線から肌をプロテクトするサンスクリーン(日焼け止め)研究開発に携わりSPFの概念を発表しました。今では世界中どの国のサンスクリーンにもこのSPF数値が表記されています。 30年以上前、皮膚臨床薬理研究所(Hifuken)に於いて環境に優しく水質分解する石鹸を開発。森川先生からは初代コンシダーマルソープは「水よりも安全」な洗浄剤だとまで言わしめるアイテムでした。 25年以上前、Hifukenの研究室で 鈴木先生はラメラテクノロジー®技術を開発します。 これが世に言う ラメラ化粧品の夜明けでした。 2007年(iPhone誕生の年)には世界特許を取得、今では化粧品業界、化粧品マニアの間でラメラと言う言葉が広く知れ渡る事となりました。鈴木先生が特許取得した技術からなるコンシダーマルは製品全体がラメラ(液晶)の集合体となっています。ラメラ構造を形成している原料を単に配合している他社製品とは大きく異なりその保湿力は圧倒的です。鈴木先生のラメラテクノロジー®が最初に起用された化粧品はコンシダーマルミルクローション(2001年)でした。 そして10数年の時を経て進化したのがコンシダーマルスキンライズローションでした。この小さな1本に肌が必要としている成分、そしてブースター、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックの機能(デヴァイス)が凝縮されています。これは100%ラメラの集合体であるラメラテクノロジー®だからこそ再現出来たローションと言えます。 1台の小さな端末に多種多様な機能を搭載し今や生活必需品であると言っても過言ではないスマホ。その存在が確立されるまで、そこには開発者達の様々な試行錯誤の繰り返しがあった筈です。化粧品に於いても同様に開発者達はその安全性を確立するために、また美容とは何かと言う基本的な問いかけに長い長い年月を費やして来ました。「本来過多なものを肌に乗せる必要はない、研究者たちのこれからの課題は表皮脂質(細胞間脂質)とそっくりの構造(ラメラ構造)を持つクリームを開発する事だ。まさに21世紀の化粧品になる」 20世紀の終わりに森川先生が予言されたように過多を省き必要な成分、肌構造の基本に注視、注力。そのシンプルマインドのコンセプトをこの1本にオールインワンとして集約、新たにベーシックインワンとして進化させた化粧品こそコンシダーマルスキンライズローションと言えます。 終わり 第 5 回ゲスト勝村えみ子さん 肌も心の状態も20代の頃より今がいい。 モデル、主婦。そして日本語学校の教師。多才でいていつも美しく、凛とした佇まいの勝村えみ子さん。この美しさの秘訣を伺います。 Q 若々しく美しいえみ子さん。秘訣は? 本当に何もしてないの。エステも行ってないし。ただ、基礎化粧品やお肌の状態には敏感でいようと思っていて、ちょっとでも肌に違和感があるときはそれに対処できるようなものを選んで使っているの。本当にそれくらいしかしてないかな。 実は若い頃に楽しんだツケが出てきてる。私たちの時代ってスキンケアや化粧品、紫外線が肌に与える影響はどういうものか情報がすごく少なくて、日焼けはダメだよって言ってくれる人がどこにもいなかったのよね。自分で好きだったのもあって真っ黒に焼いてたの。友達と「シミができたらどうする?いいじゃない、シミが隠れるくらいまた焼けば。」なんて(笑)。だから顔ももちろん、デコルテ周りや背中やいろんなところにシミが出てきて。今は美白ブームだし、紫外線の質も変わってきて健康問題につながるから多少気をつけるけど。でもね、私はあまり神経質にはなりたくなくて、多少焼けてもいいかなと思ってるの。 Q 普段はどんなスキンケアを? 一番気にしているのは保湿。私、若い頃の方が乾いていたの。日に焼いていたからかな。目の周り、口の周りとか本当にカサカサしていて。でも何をしたらいいのかわからなくて、高級なクリームを塗っておけば大丈夫だろうと思ってたの。でも色々試していくうちに中からも外からもきちんと水分を補給してお肌に潤いを与えていないと枯れてきちゃうんだと実感したのね。今は化粧水をしっかり浸透させるようにしています。だから肌の状態は20代の頃より今の方がいいんじゃないかな。 シミはちょっと気になっているけど、年齢とともにできたシワはいいと思ってるの。眉間の縦ジワはダメよ。それはいつも嫌なことや難しいことを考えているからじゃない?横ジワはたくさん笑ってきたことだからそれはいいわって。ただ、保湿していれば自然と乾燥によるシワは防げるよね。 Q いつも感情に波がなくて穏やかで落ち着いていられるのはどうして? 私はいつもギアをニュートラルにしておこうと心がけてるの。ニュートラルな自分でいるためには無理をしない。見栄を張らない。嘘をつかない。自分のことをあんまり分析しないけど、心も体もちゃんとおばちゃんになってる。それは自分で色んな経験して生きてきたからだなって思って。嫌なことがあっても何かちょっと美味しいものでも食べたら切り替えられるし、根に持たない性格。そういうところでは鈍感だし、忘れられるの。必要な事もね(笑)。 そして歳を重ねると色んなことがよくわかってくるようになるのね。あぁ、こういうことだったのねって答えが出るような場面がたくさんあるからそれは楽しいかも。例えば人間関係。若い頃渦中にいてどうしてこの人こういう人なんだろう?どうしてわかってくれないんだろう、そういうジレンマみたいなものが、あぁ、あの人はあの時こんな気持ちだったんだなとか。立場が変わるとわかることも増えるし。黒川伊保子さんが書いた脳科学の本を読むと人の脳は7年ごとにシフトしていくそうで、28歳までは色んなことをインプット(吸収)するのに最適な環境なんだって。それを過ぎるとインプットした、いらない回路をより分けてアプトプットしながら本質を知るようになっていく。それが一番いい状態でできるのが56歳。それ以降も脳はどんどん成熟していくそう。私の経験ではこれまでいろいろ吸収してきたことを上手に人へ伝えられるようになってるかな。だから年齢を重ねるのはマイナスではなく、成長できることなんだと。こういう知識もあると余計なことに悩んだり腹を立てたりしないでよくなるんだと思うな。 Qゆらぎやすいコンシダーマル世代にアドバイスを。 普段から自分にできる気分転換方法を習慣付けたらいいと思います。例えばお気に入りの香り。時折ふとそれを嗅ぐとリセットできる、とかね。好きな写真や絵、音楽、何でもいい。わざわざそれをしにいく、ということじゃなくて身近に置いて習慣にすること。 それが身につくとそんなに気分の浮き沈みはないと思うのよね。スキンケアと同じ。こうして習慣を身につけることが大人のすることよ、きっと。 勝村えみ子さん 1963年6月1日生まれ (58歳) 岩手県陸前高田市生まれ。 岩手県立高田高等学校、青山学院大学出身。モデル、専業主婦を経て大手レストラン事業会社社長秘書、広報、芸能プロダクションマネージャー、キャスティングディレクターとして活躍。大学時代塾講師の経験をもち、東日本大震災をきっかけに、現在は日本語学校教師として活躍。ご主人は俳優の勝村政信さん。25歳のお嬢さんがいらっしゃいます。 オールインワンの化粧品は今まで使ってみたのはどれも物足りなくて、何か足していましたがコンシダーマルは足さなくても大満足。信用して使うって大切なことですね。 撮影 萩庭桂太取材・文 メールマガジン編集部 ◁過去の記事 | 新しい記事▷