今回は、季節の変わり目に起こる体や肌の変化・影響についてご紹介いたします。

こんにちは。コンシダーマルメールマガジン編集部です。

明日10月1日は中秋の名月の十五夜、そして10月29日は十三夜。今月は二夜の月が見られます。美しい月を眺めることはどこか心に安らぎを与えてくれるような気がします。
さて、ようやく過ごしやすい気候になってきましたが、10月はいよいよ秋到来。季節の変わり目に起こる体の変化、みなさん、感じていらっしゃいませんか?
今回のテーマは「食欲の秋ならぬ食欲がでない秋。」
気温も湿度が高かった夏から湿度が下がって乾燥の季節に起こる体や肌の変化・影響についてのお話です。

今年は食欲が出ない秋。
本来ならば実りの秋、食欲の秋。食べ物が美味しくて嬉しいはずの季節。なのに食欲が出ないんです。

それは「秋バテ」です!
季節の変わり目に起こる「気候病」と呼ばれるものがあります。症状はだるい、疲れやすい、食欲がない、元気が出ない、寝付きが悪い、肌トラブルなどです。五月病が有名ですがこの時期に起こるのが「秋バテ」です。

今年は例年になく猛暑でした。エアコンによる体の冷え、冷たいものを摂取する機会の増加、1日の気温差、気圧の影響などが自律神経に負担をかけ、自律神経の変調に敏感な胃腸が機能低下を起こすため食欲が出なくなります。

改善方法は?

❶. 「体力」作りをして持久力を養いましょう。
❷. 「体」作りをして筋肉量を増やしましょう。

在宅ワークで体は使ってないのに、なぜか疲れている…という方がいらっしゃるかと思います。実は、かえって体を動かさないことが疲労感の原因です。体力がないとバテやすくなります。バテない体づくりが気候病に負けない秘訣です。

運動が苦手で・・・

運動が苦手という方は家事を運動の代わりに!
家事は効率よくこなしたいものですが、効率よく行うとせっかくの体を動かす機会を逃すことになります。食器の片付けや洗濯物は一度に運ばず何度も往復する、キレイな窓・鏡でもあえて拭く。とても効率的ではありませんが、これはNEAT(非運動性熱産生)と言ってスポーツジムに通うのと同等の効果があります。
また、筋肉を動かすことは新陳代謝を高め、静脈やリンパの流れを促進します。当然、全身の皮膚の血行にも影響しますから肌の調子も整います。

折茂 政幸 Masayuki Orimo 1971年生まれ
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。


多くの種類が秋に旬を迎える「きのこ」。
美味しくヘルシーで、食物繊維やビタミンD、B群など栄養素もギュッと詰まった食材です。

きのこのホットサラダ


夏の冷えや疲労が残る「秋バテ」で食欲が出ない時におすすめ。
お豆のたんぱく質もプラスした温かいサラダは、お酢の酸味でさっぱりしたおかずサラダです。

材料
しめじ 60g
エリンギ 60g
えのきだけ 50g
ミックス豆(缶詰) 50g
にんにく 1かけ
レタス 100g
紫キャベツ 30g
きゅうり 1/2本
プチトマト 2コ
ディル(ハーブ) 適量
   
〜ドレッシング〜
オリーブオイル 大1
米酢 大2
ごま油 小1
砂糖 小1

作り方

レタスなどは洗って食べやすい大きさに揃え、水気を取ってお皿に盛っておく。
しめじとエリンギは根元を切り落とし手でほぐす。エリンギは半分に切り5ミリ幅で切る。
みじん切りのにんにくとオリーブオイル大1(分量外)を入れ火をつける。
にんにくの香りが出たら、しめじとエリンギを入れ焼き色をつけ、えのきを加え炒める。
豆を加えドレッシングを一気に加えお酢の香りが柔らかくなったら火を止める。
温かいままのサラダの上にかけ、仕上げに刻んだディルをトッピングして完成。

きのこは多めに作り置きをして、パスタの具材にしたり、オムレツのソースにしたり ちょっとしたトッピングにも便利です。
サラダの野菜は組み合わせ自由です!
きゅうりや根菜などを加えると食感と食べ応えも楽しめておすすめです。

きのこの豆乳スープ


きのこに含まれるビタミンB群はダイエットや美肌づくりをサポートします。
水溶性なのでスープに溶け出した栄養素も摂取することでできます。豆乳には大豆タンパクやビタミン・ミネラル・イソフラボンなどたくさんの栄養が含まれており、女性ホルモンの働きやバランスも整えてくれる優しい味わいのスープです。

材料
しめじ 30g
えのき 30g
エリンギ 20g
ベーコン 50g
にんにく 1かけ
成分無調整豆乳 400ml
粉チーズ 小1
コンソメ 小1/2
小1/4
黒胡椒 少々

作り方

しめじは根元を切り落とし手でほぐす。エリンギは縦半分に切り食べやすい5ミリ程に切る。えのきは根元を切りおとし半分に切って手でほぐす。
ベーコンは5ミリに千切りし、にんにくは潰しておく。
鍋にオリーブオイル大1/2(分量外)とにんにくを入れ火をつける。香りが出たらベーコンを炒め、のきのこを加え炒める。
きのこの香りが立ってきたら無調整豆乳を入れ、一煮立ちしたらコンソメ・塩・チーズを加え味を調えたら火を止める。(※沸騰させないよう注意)
仕上げにお好みで黒胡椒をふりかける。

宮前 真樹 Maki Miyamae caférestaurant エムナチュール プロデューサー。
その他店舗プロデュース/各種出版・WEB 媒体に
レシピ・コラム掲載
美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。
『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版
国際食学協会親善大使・名誉理事就任
ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了
スーパーフードマイスター/食育インストラクター/
全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他
犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー
愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。


基礎化粧品は様々な肌悩みに外側からケアするものです。体調を整えること=健康な肌!秋バテを解消して美しい肌を手に入れましょう。

健康な肌とは?
キーワードは「う・な・は・だ・つ・け。」
潤い・なめらかさ・ハリ・弾力・つや・血色。
この5点が整っていると、お肌の状態はみずみずしく透明感があって美しく輝きます。

さて今回はアンケートでも多いお悩み「毛穴の開き」。
原因は?
潤いが失われ乾燥によって肌のバリア機能が損なわれキメが乱れてしまっている。
毛穴の中に、酸化した皮脂や角質、汚れが長時間をかけて留まっている。
ハリ・弾力が失われ、たるむことによって縦にしずくのような形で開くことも。
1 クレンジングで毛穴に詰まった皮脂や角質、汚れをしっかりと落とした後に、コンシダーマルスキンライズローションをまずは3プッシュとってお顔全体になじませます。
2 再び3プッシュとり、頬から首にかけてもう一度なじませます。
3 続いてマッサージ。親指は顎の下へ、頬に小指・薬指、中指、人差し指を置き、タイピングするように上下左右少しずつずらしながら優しくトントントントンとタッピングします。
4 両掌全体を使ってローションをゆっくりと押し込み、お肌を温めながら顔中心から目尻、耳、側頭部にかけて優しく滑らすように引き上げていきます。これを5回繰り返しましょう。この時、ローションが浸透して滑りが悪くなってしまったら、もう2プッシュほどを足してください。
(*乾いた状態での摩擦はかえってたるみや毛穴開きの原因につながります。)
5 最後に耳の横から耳下腺を通り、首から鎖骨へ向けてリンパを流します。


いかがでしたか?
しっかりと保湿をしながらケアしてあげることが毛穴開きには有効です。

毛穴を詰まらせ黒く目立たせる皮脂汚れは皮膚の温度が低いと固まり、それが酸化することで起こります。
これから寒くなってくるとますます毛穴が気になってしまうかも?!お肌は温めることで血行が良くなり、毛穴に詰まった汚れが浮きやすくなります。


これから冬に向けての美肌準備。
毛穴、角質ケアができるクレンジング、
“コンシダーマルウォームアップ
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コンシダーマルには歴史があります。
メールマガジン編集長として皆様へお伝えしたい素敵なお話。新連載を次号からスタートします。
“自分に合うもの”そして“方法”を探し出せたときのワクワクや感動は一生もの。化粧品の歴史と役目を知ると自分自身がわかるかも?!

コンシダーマルが始まって20年。肌を熟考したベテラン研究員が「理想の天然クリーム」に着目して開発したラメラテクノロジー®は、美しく健康な素肌作りに欠かせない技術。これからも一人ひとりの悩みに応えられるよう皆様に寄り添っていきたいと思います。


*ラメラテクノロジー®は皮膚臨床薬理研究所株式会社の商標登録です。