第15回ゲスト クリエイター・作家 栗山圭介さん

第15回ゲスト
クリエイター・作家
栗山圭介さん
「僕は人を褒めて伸びるタイプ。」
国士舘大学体育学部出身という学歴ながら、お仕事はクリエイター。雑誌の編集者・ライター、そして作家として大活躍。親近感の中に強靭さがあり、いきものすべてに思いやりと愛情を注ぐ“裏方のアイドル”こと、栗山圭介さんをお迎えしました。
Q.突然ですが栗山さんはスキンケアをされますか?

多少、乾燥のケアをするぐらいでそんなにナーバスになったことはないよ。
毎朝、鏡を見ることを習慣にしていて、「どうなの?今日もヨロシクやれるわけ?」って矢沢永吉さん風に鏡に問いかける。
鏡は嘘をつかないから、気持ちが萎えてると「なんだよ、その顔。」ってなる。
そうやって毎朝表情を確認して、気持ちを高めていくことがスキンケアみたいなものかな。


Q.栗山さんらしいですね。厳しい体育会系からこうしたクリエイターの仕事に就かれたのはどうしてですか?

特別、将来のビジョンはなくて、矢沢永吉さんに会いたくて上京しました(笑)。
ただ、昔から都会への憧れが強くて、刺激しあえる人、高め会える人に出会いたかった。
「日々愉快に生きる」ということが僕の座右の銘なんだけど、華やかな世界も覗いてみたいという気持ちで、なんとか「ギョーカイ」という場所に身を置けないかなと思っていたところに、知り合いから編集プロダクションを紹介されて、即決!写植、校正、入稿、ロケハンなんて言葉は知るよしもなく、へんてこな世界に紛れ込んじゃったと思ったね。
ゼロからの挑戦最高!って強がってた。


Q.編集や著名人へのインタビューは大変なお仕事ですよね。ゲストとすぐに打ち解けて楽しく会話ができるコツは?

決まったことを喋ろうとするとその瞬間にふっと緊張が走るから、こぼれ話みたいな他愛もない会話をします。30年ほど前にあるアイドルの女の子にインタビューをして、その3ヶ月後にまた取材で会ったとき、「初めまして」って言われてね。物凄く落ち込んで、しばらく気持ちが停滞したよ。それからはインタビューするなら愉快にやりたいな。って。いろんなことを経験してきたけど自分の好きなこと、最高の趣味がやっぱりおしゃべりなんですよ。その中で自分を会話の中に印象として残していきたいという思いがありますね。もちろん失礼がないようにいきなり土足で踏み込むようなことはしないし、この話の流れはスッと入っていこうとか、相手が出してくれる言葉を待つことも覚えた。そんなことをしてると男女問わず疑似恋愛してる感じになってくるんだよね。 それが例え動物だとしても(笑)。一期一会かもしれないけど、ヨロシク!という気持ちで行くと気分も軽くなる。それを繰り返すだけで、充実感は得られるし、幸せだと思っています。


Q.思いやりを感じますね。

昔は万人に嫌われたくないと思ってたんだよね。でもそうすると繕うことを覚える。こうじゃない自分っていうのはオブラートしちゃうじゃないですか?でも好き・嫌いは向こうの判断だから、好きになってください、嫌わないでくださいっていう呪縛をとっちゃったんだ。となると愉快であれば少なくとも嫌いということはそうそうならないよね。人ってそんなに人のことを嫌いにならないよって、暗示をかけてる。だって僕、人の良いところを見つけるプロだから。褒められて伸びる人がいますけど、僕は人を褒めて伸びるんだから(笑)


Q.最高です(笑)。最後にコンシダーマル世代へメッセージを

化粧品は肌に吸収・浸透されるものだからそれこそコンシダーマルジェネレーションな人というのは体がリトマス試験紙になってるんじゃないかな。ビーカー、フラスコがあって自分の体が実験台。様々な寄り道をして失敗を経験したりして一番近道で一番自分に近いものをこの世代になってくると求めると思うんだ。それぞれ自分のキャパシティってあるじゃない?ニュートラルゾーンを含めて。この辺までは良いけど、これ以上はちょっとやり過ぎでしょう?とか。そう言うのって大人になってくると「カッコイイやキレイの定義」が鎧とか華美なものというよりは、ちゃんと自分らしさって何?みたいな問いをすること。その問答の入り口が毎朝の鏡だし、化粧品なんだよね。つまり、化粧品は鏡と同じ役割ということ。自分の肌に対する鏡を映してくれるというのは長きに渡って相性の良さとか、これは私のことを知ってるよね?みたいな話なんじゃないのかな。僕の経験では40~50歳代は自分のことをどんどん好きになっていく年齢。昔のアルバムにいる延長線上が今ではないと思うんだ。「今が一番自分らしい」という時期をずっとずっと続けていくっていうのがニュートラル。こうなりたいなとか、こんなものが欲しいな、というのはとうに超えてきて今日もまぁまぁ自分らしくできてるんじゃないの?明日もまた「おはよう、俺!」って儀式からはじめるよ。
栗山 圭介 さん
1962年7月28日生まれ

作家・クリエイティブディレクター・有限会社マロンブランド代表。岐阜県出身。
フリーランスライター、編集者として『POPEYE』『TARZAN』『BRUTUS』など、主に(株)マガジンハウスの雑誌を中心に関わる。またクリエイティブディレクターとして数々の企画・広告・イベント等をプロデュース。
雑誌、フリーマガジン、広告、企業CI、商品開発、公共事業、アーティストのクリエイティブディレクションまで多岐にわたるクリエイティブワークを展開。個人としてはインタビュー、執筆、コピーライティングなども行う。
主な著作に小説『居酒屋ふじ』(2017年テレビドラマ化)『国士舘物語』『フリーランスブルース』『ヒールをぬいでラーメンを』など。
2020年一般社団法人GLIP設立『18歳までに、岐阜に恋しよう”』をテーマに、県下の中学校高校を中心に、「エデュテインメントふるさと教育」を展開。著書『未来のための、ふるさとづくり』が、関市内の全中学生に配布される。
現在、名鉄犬山駅構内で開催中の『SDGs時代のお化けやしき』では作・演出・プロデュースを務める。

◇コンシダーマルの感想
コンシダーマルのサイエンステクノロジーはまるで水のようで抵抗感がなく粘り腰があるよね。化粧品はすごく頑張りすぎたものって強めのパックみたいな抵抗感がある。だから「俺以上のものをくれなくていいよ」って。自分でわかっている自分の皮膚感覚を大事にしてくれるローションだね。
取材 コンシダーマルメールマガジン編集部
撮影 萩庭桂太