免疫力をアップ。がん予防に効果的なお料理をご紹介しています。

いつもご愛読ありがとうございます。
コンシダーマルメールマガジン編集部です。
さて早いもので10月。秋も深まり朝晩は肌寒さを感じるようになりました。時折降りそそぐ日差しの強さに夏の名残もありますが爽やかな風や虫の声に心が癒されますね。
さて今月はコロナ禍のストレス、日頃のストレス、食生活や生活習慣の変化や乱れなどを実感されている方も多いのでは?教えて?折茂Dr.!ではコンシダーマル世代も気をつけたい今回はガンのお話。現代では二人に一人がかかると言われているがん。健康だからこそ美しくもいられるものです。どんなことに気をつけたらいいか原因や検査方法、予防方法など。そして身体に美味しい美養レシピは皆さんもご存知、がん予防に効果的なお料理。 そしてワンポイントアドバイスはストレス軽減マッサージ。今回も豪華なゲストをお迎えしてのインタビューの4本です。是非最後までお楽しみください。
がんはどうしてなるの?
日本人二人に一人はがんになると言われている時代。

コロナ禍のストレス、日頃のストレス、食生活や
生活習慣の変化や乱れなどを実感されている方も
多いのでは?コンシダーマル世代も気をつけたい
今回はガンのお話。教えて?折茂Dr.!

どうしてがんになるの?

がんの要因は遺伝・生活習慣・感染症です。家族・親族にがんの方がいる場合は、早期発見のためがん検診など定期的な検査をお願いします。生活習慣では、飲酒(咽頭喉頭がん、食道がん・大腸がん・乳がん)、塩分摂取過剰(胃がん)、野菜・果物の摂取不足(食道がん・胃がん・肺がん)、喫煙(肺がん・乳がん)、運動不足(大腸がん・肝がん、女性では胃がん・閉経後乳がん・子宮体がん)、肥満(食道がん・肝臓がん・膵臓がん・腎がん・大腸がん・閉経後の乳がん・子宮体がん)が関与します。感染症は、B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん、ピロリ菌による胃がん、ヒトパピローマウイルスによる子宮頸がんがよく知られています。

コンシダーマル世代(50歳前後)の女性がなりやすいがんは?

生活習慣により発症するがんについては全て注意が必要です。慢性的な運動不足や肥満に心当たりがある方は、
定期的な運動を習慣にして体重を増やさない様にお願いします。過度の飲酒もご注意下さい。定期健診だけでは
乳がんや子宮がんを見つけることが出来ませんので、婦人科がん検診の受診もお願いします。

検査方法は?

胸部X線(定期健診):肺がん 腹部超音波検査(定期健診やドック):肝臓がん・すい臓がん、腎がん 上下部内視鏡検査:咽頭がん・食道がん・胃がん・大腸がん 婦人科がん検診:乳がん・子宮頸がん・子宮体がん
上記の検査で早期発見が可能ですので、定期的に検査を受けて頂くことをお勧めします。

予防方法は?

❶ 減塩する:塩漬けの食品は控えめに。


❷ 野菜・食物繊維を摂る:この時期ならキノコ類(マイタケやシイタケなど)は食物繊維が豊富です。


❸ 加工肉を控える:ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉は確実に大腸がんのリスクを上げることが明らかになっています。


❹ 身体を動かす:歩行など軽い運動を1日60分、週に1度は息が弾む運動を。


❺ 適正体重を維持する:肥満は多くの発がんに関わります。
適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22


❻ お酒を控える:1日量は日本酒なら1合、ビール500ml、ワインは2杯までです。


❼ 禁煙する・受動喫煙を避ける:肺がんだけでなく、消化器系および泌尿器系がん、子宮がんなど多くのガンのリスクを減らすことが出来ます。

折茂 政幸 Masayuki Orimo ウェルネス宮前クリニック 院長
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。

きのことアーモンドの
マリネ
免疫力をアップ。
がんの抑制効果もあるきのこのお料理
1年中安定して手に入れる事が出来る「きのこ」も、秋になると旬を迎えます。
きのこ類に含まれている、「β-グルカン」という物質には、がん抑制効果や感染症予防効果があることが分かっています。少量入れるお砂糖もミネラルやオリゴ糖を含むてんさい糖を使用しています。またきのこには食物繊維・カリウムの他、最近注目されている「ビタミンD 」も豊富に含みます。
油と一緒に取ることで吸収量も高まりますので、マリネにしておくと色々な料理にアレンジしながら楽しめます。

材料 好きなきのこ数種(各1パック程度)
エリンギ・しめじ・マッシュルーム・舞茸・椎茸
アーモンド 5粒程度
ニンニク 1片
オリーブオイル 大1
パセリ 1/2束
レモン汁 1/2個分
砂糖 (てんさい糖) 小1/2
塩・胡椒 少々

作り方 1. きのこはそれぞれ小房に分け食べやすい大きさにする。焼き縮みするので大きめに切る。

2. オリーブオイルと潰したニンニクを加熱し香りが出たら唐辛子・きのこを入れる。

3. あまり触らず焼き色が付くように焼き、調味料を加え、刻んだパセリと半割りしたアーモンドを加え、仕上げにレモン汁を絞り入れ全体を馴染ませたら完成。

4. 保存容器に移したあと、オリーブオイルを追加(分量外)して保存。

付け合わせや
パスタの具材・サラダや
スープへと使い勝手も良いです。

宮前 真樹 Maki Miyamae caférestaurant エムナチュール プロデューサー。
その他店舗プロデュース/各種出版・WEB 媒体に
レシピ・コラム掲載
美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。
『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版
国際食学協会親善大使・名誉理事就任
ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了
スーパーフードマイスター/食育インストラクター/
全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他
犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー
愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。

ストレス肌に
簡単パック
ストレスは身体にもお肌にも影響を与えます。コンシダーマル世代は社会的にも家庭的にも忙しく、疲弊しがち。長い間ストレスを感じていると血管が固くなり、
交感神経の影響で毛細血管が収縮してお肌に血液からの栄養や酸素が十分に行き届かなくなってしまいます。
するとお肌の細胞のターンオーバーがスムーズに行われなくなり、老けて見えてしまします。
今回は超簡単。美しく元気な素肌作りに大切な美容成分を30種配合したコンシダーマルをたっぷりと使った フェイスパックです。
今回のワンポイントアドバイス
1,洗顔後、コンシダーマルをいつもの量を使ってお手入れ。
2,フェイスパックを精製水でふやかし、衛生的な小皿などに入れて少しずつ広げながらコンシダーマルを20〜25プッシュ含ませます。
3,フェイスパック全体に行き渡らせたら5分間パック。
4,パックを外したら両手のひらで少し山を作るように丸みを持たせて優しく密着させ、勢いよくパッと離すという手技をします。 頬・目元・おでこ・アゴ・首元の順で数回行ってコンシダーマルをなじませましょう。
毛細血管の流れをよくして
お肌の温度が上がり
元気な素肌へと導きます。
第 7 回ゲスト
中澤 明美さん
舞台の経験が
ずっと活かされてる。
宝塚歌劇団元月組男役スター八汐祐季さんとして活躍されていた明美さん。長身で変わらないスタイル。ふわっと周りを温かく包み込むような優しいオーラの中にスッーっとブレない力強さを感じる美しい明美さんが今回のゲストです。
Q 宝塚歌劇団に入団したきっかけを教えてください。

父の転勤で関西へ行った中学2年生の時、クラスの子に初めて宝塚歌劇団(以下宝塚)の舞台を観に連れて行ってもらって、こんな華やかな世界があるんだ!と衝撃を受けて。高校1年生から2年間バレエと歌の猛練習をして2年生の時に受験し合格、宝塚に入団しました。

宝塚って幼い頃から英才教育を受けて受験に挑む人が多い中で私はたった2年しか勉強してないので、例えばバレエの技術には英才教育を受けて入団した人たちに比べると劣るんです。合格できたのは将来性みたいなものも見てくださったのかもしれませんね。入団後、宝塚は同期生同士、とても絆が深くなります。親元を離れて団体生活が始まり、先輩との上下関係やレッスンなどとても厳しい世界です。みんなで力を合わせて同じレベルまでできるようにならないといけないのでお互いを支え合います。2年間学校で学び卒業を迎えると俗にいう「ラインダンス」をお披露目する初舞台を踏みます。その後成績順に先生に呼ばれ、組の配属が命ぜられます。「八汐祐季、月組に命ず」と。

私の月組初舞台は、大地真央さんと黒木瞳さんが月組トップの時でした。

宝塚に入って10年。男役として多くの舞台に立たせていただき、その後外の世界も経験してみたくて退団し、舞台女優として活動しました。


Q 大きなレストランの支配人もされていらっしゃったそうですね。

まだ舞台の仕事をしていましたが、そのレストランの社長がお客様へ丁寧なサービス・接客を提供してくれる人を探しているということで、もし興味があったらやってみませんか?と全くの未経験なレストラン支配人の依頼をいただきました。そのお声がけ下さった方も冒険ですよね。私、これまで飲食の仕事をしたことがないのに(笑)。でも、ここには宝塚や舞台で培った経験が活かせるんじゃないか?そして何より目的はお客様に喜んでいただくこと、という大きな共通点がありました。そこに魅力を感じてやってみようと思い引き受けました。

実際に始めてみたらとても大変でした。スタッフは総勢40人ほど。支配人は中間管理職のポジションなのでキッチンとホールの架け橋、下の意見も聞きながら上ともうまくやるという立ち回りは苦労しました。そんな世界にポンっと入ってしまったので最初の4年は無我夢中。本当に当時のことが思い出せないくらい朝から晩まで必死でした。

そんな中でも「美味しい」とお客様に笑顔で喜んでもらえることは、やっぱり舞台と似ていて、直に反応を感じられる仕事なのでやりがいがありました。大学生のアルバイトの子で接客に緊張して笑顔を作れない子がいたんですね。そんな時には「ここはステージだと思って!」それでもダメな時は小手先の方法だけど、「いらっしゃいませ」の「せ」でそのまま口角を上げて!ほら笑顔が作れてる!なんて教えたりしましたね(笑)。それがだんだん自然にできるようになってくれると「できるようになったじゃない!」って。そんな成長が見られたのも嬉しかったです。いろんな苦労を乗り越えられたのは宝塚の厳しい世界で養った根性も功を奏したのかもしれませんね(笑)。現在は飲食業を卒業して、I R企業の社長秘書をしています。これもまた未経験だけど思い切って飛び込んでみました。現在もとても充実しています。


Q コンシダーマル世代にメッセージをお願いします。

私はその日一日をスッキリ終わらせるということを心がけています。仕事で遅く帰ってクタクタでも必ずちょっとぬる目のお風呂に入って一日の疲れを抜きます。その後ストレッチポールの上に10分ほど寝て肩や背筋、股関節などを伸ばすようにしています。

私たち世代はいろんな人の気持ちを汲んだり、悩みを聞いたりします。自分自身についても内観したりするのでその受けた心の重みを解放するのも大切。それがお風呂やストレッチ。一旦リセットすることで次の日にまた新たな気持ちで臨めるんです。お気に入りのアロマを焚くのもおすすめですね。
中澤明美さん
1962年12月10日生まれ(58歳)

宝塚歌劇団元月組男役スター、「八汐祐季」として活躍。

宝塚退団後は舞台女優として活躍。ミュージカル「アニー」「バディホリーストーリー」他
ストレートプレイにも精力的に出演。坂東玉三郎主演「エリザベス」
「ロミオとジュリエット」新藤兼人演出「午後の遺言状」他多数出演。

25年の芸歴を経て、フレンチ・和食レストランの支配人を務める。
現在はI R企業社長秘書。
コンシダーマルはつけた瞬間にスーッとなじんでくれたので、もっとさっぱりした仕上がりかと思っていたら次の日から肌がもちもちしてます。1本でここまでの仕上がりはなかなか出会えませんでした。これまでのオールインワンの印象が変わりましたね。楽だし目に見えて実感できたのが嬉しいです。
撮影 萩庭桂太
取材・文 メールマガジン編集部