旬のお野菜で体調管理!温かくても冷やしても美味しい~茄子とピーマンの梅煮浸し~

旬のお野菜で体調管理!
温かくても
冷やしても美味しい
~茄子とピーマンの梅煮浸し~

そろそろ夏野菜が美味しくなる季節。茄子・ピーマンは栄養豊富な夏野菜の代表格です。

ピーマンはビタミンCや、油と一緒に摂ることで吸収率が高まるβカロテンが豊富で食物繊維なども含みます。特にピーマンのビタミンCはレモンより多く、熱にも強いという特徴があります。他にカリウムも多く、体内のナトリウムの排出を促し血圧を下げる効果などもあります。

茄子の色はナスニンという抗酸化作用の強いポリフェノールの一種。活性酸素の除去や細胞の酸化から守り、動脈硬化や高血圧・生活習慣病の予防などに働きます。茄子には腸内環境を整える豊富な食物繊維・水溶性と不溶性の両方を含みます。水溶性は腸内環境を整え、便秘解消や血糖値の上昇抑制に効果的で、不溶性は腸内を刺激し便の量を増やすことで、便秘解消や大腸がんの予防が期待できると言われています。

梅干しに含まれるクエン酸には消化酵素の働きを助け、消化を促進、疲労回復・免疫力の向上など様々な働きがあります。

材料(2人分) 茄子 … 2本
ピーマン … 2コ

[①調味料]
だし汁 … 1/2カップ
 … 大1/2
みりん … 大1/2
醤油 … 大1/2
ごま油 … 小1/2
梅干し … 1粒
鰹節 … 適量
作り方
  1. 茄子はヘタを取り縦半分に切り皮に斜めに切り込みを入れる。ピーマンは縦半分に切り種を取り除く。(新鮮なものは種のままでもOK)
  2. 鍋に油を熱し(分量外)茄子の両面を焼きピーマンを加え焼き色が付いたら、①の鰹節以外の調味料を加える。
  3. 梅は潰しながらひと煮立ちさせ、ごま油を加え火を止める。
  4. 器に移し鰹節をふりかけ完成。梅の種は取り除く。

\Point/

  • 温かいままでも、冷やして味が染み込んでも美味しく食べられます。
  • 多めに作って作り置きおかずにしても良いです。
  • お好みで茗荷やシシトウなどを加えても◎
宮前 真樹
Maki Miyamae
caférestaurant エムナチュール プロデューサー。
その他店舗プロデュース/各種出版・WEB 媒体にレシピ・コラム掲載
美養サラダ/ビューティレシピの提案・セミナーを開催。
『サラダのくすり箱』(ワニブックス)より出版
国際食学協会親善大使・名誉理事就任
ル・コルドンブルーディプロム/江戸懐石近茶流研修科終了
スーパーフードマイスター/食育インストラクター/
全日本薬膳食医情報協会認定・薬膳インストラクター 他
犬の管理栄養士・ペット食育士 アニマルアロマアドバイザー
愛犬の体調不良から「食」を見直し日々の手作り食を実践中。