熱中症って言葉はよく聞くけれど、症状や対策を教えて？

高い外気温や強い日差し、長時間の運動や脱水状態などによって、体温調節機能が上手に働かなくなり身体に熱がこもった状態を指します。

日射病は、強い日差しによる熱と日焼けによって熱中症を起こしたもの。つまり、熱中症の原因の一つです。

高い気温・室温、強い日差し、長時間の運動・仕事、水分摂取不足など。体温調節機能が低下した高齢者や乳幼児、肥満の方は注意が必要です。また、屋外だけでなく室内でも起こります。

めまい、頭痛、吐き気、脱力感、筋肉のけいれん、意識の低下など。

熱中症の時間経過や原因によって異なり、多量の発汗がある場合と発汗が無く乾燥している場合があります。また、体温が正常のこともありますので注意が必要です。

出来るだけ涼しい環境(エアコンの効いた部屋あるいは屋外なら木陰など)で、頭を高くして横になり、首筋や脇の下、鼠径部などを濡れたタオルや保冷剤などで冷やし、体温が低下するまで続けて下さい。スポーツドリンクなどで水分・ミネラルを補給すると効果的です。

暑さを避けましょう。日差しの強い日の長時間の外出や高温の室内に注意して下さい。定期的な水分補給をしましょう。喉が渇く前の水分摂取が望ましいです。体調の異常を感じたら医療機関へ受診をお願いします。