気の巡りをよくして元気に過ごしましょう。落ち込みを改善するツボ押しとアロマ。

気の巡りをよくして
元気に過ごしましょう。
落ち込みを改善する
ツボ押しとアロマ。

暑いのもあるけれどなんだか心に元気がない、そんな方へおすすめのツボ押しとアロマをご紹介します。

【ツボで癒し】
今回はこの酷暑で感じやすい自律神経が乱れて起こる全身の倦怠感や疲労感を解消する「労宮(ろうきゅう)」と、心の悩みがある方へ気分を落ち着かせて情緒を安定させるツボの「郄門(げきもん)」をご紹介。

■ 労宮(ろうきゅう)

手を握るようにして指を曲げたときに、中指と薬指の指先が手のひらに当たるところの中間にあります。

※中指の骨を下にたどっていくと、くぼみに当たります。その少し薬指側がツボ。」手首の方から指先に向かって、骨を押し上げるようなイメージで左右同様にしっかり押しましょう。

■ 郄門(げきもん)

腕の内側で、手首の横ジワとひじの横じわの真ん中にあるツボです。

※腕を横からつかむようにして親指の腹をツボに当て、肘の中心に向かって左右同様に押しましょう。

【香りで癒し】
伺ったのはメディカルアロマアドバイザーの三浦嘉奈子さん。

香りというのは記憶を司る脳にダイレクトで届きます。ふと嗅いだ香りに過去を思い出すことがあったりしますよね。良質なアロマエッセンスオイルは私たちの心と身体へ働きかけ、良い状態へ導いてくれます。
香りは本能を呼び覚まし、相性もありますので、ご自身が「好き」だと感じるものが今、欲している香りだと理解してください。固定観念を捨てて、ご自身が心地いいと感じられることが一番大切です。

「癒し」に効果的でおすすめの香りは

○オレンジ
○ラベンダー
○フランキンセンス

です。手のひらに数滴垂らして、馴染ませ、ゆっくりと香りを楽しむ方法や、ディフィーザーをたいてお部屋の中を癒し空間にする、または直接肌に塗布してマッサージをする方法などがあります。ただしオレンジなどの柑橘系は光毒性があり肌につけて紫外線に当たると肌トラブルの原因になるので注意が必要です。
香りの相性はその日によって感じ方が違うことがあります。ご自身の本能を信じて選んでみてください、と三浦さん。

体調と同じように、心にも好不調の波があります。ずっと落ち込んだ状態が続くのは心への影響が大きくなるため、早めにケアして元気に過ごしましょうね。