[愛用者さまからのご相談]この時期の顔やむくみの原因は?

[愛用者さまからのご相談]
この時期の顔やむくみの原因は?

コンシダーマルご愛用者さまからのご相談です。
[Rさん/48歳]

Q.いつも興味深く先生のお話を読ませていただいています。私は事務の仕事をしている会社員です。
梅雨の時期になると、体が重く感じたり、顔や脚のむくみが気になることが増えます。水分はとっているつもりなのですが、すっきりしない日も多く気になっています。このようなむくみは季節と関係があるのでしょうか?また、日常生活で気をつけることや、受診の目安があれば教えてください。

A.梅雨の時期にむくみが起こり易いのは、
①気圧の変化による自律神経の調節の乱れ。
②湿度が高いことで、上手に汗をかくことができず、余分な水分が体内に溜まってしまうため。


※湿度が高いとなぜ上手に汗をかけなくなる?
例えば、部屋に水を入れたコップを置いて、乾燥している状態では水が減るのが早いのはお分かりいただけると思います。逆に、加湿された部屋ではコップの水が減るのが遅くなります。同様の現象が体内でも起こるからです。


水分を摂り過ぎるとむくみの原因になる可能性がありますので注意が必要です。
予防には、身体の水分バランスを整えることが大切です。具体的な対策としては塩分制限とカリウム摂取です。

塩分(ナトリウム)は水の分子を引き付けるため、身体に水分が溜まり易くなります。普段から毎日の食事で塩分を摂り過ぎないことは重要ですが、特に梅雨時期はご注意下さい。

カリウムには利尿を促し余分な水分を排出する作用があります。野菜や果物、イモ類や海藻類などカリウムの多い食品を積極的に摂るようにしましょう。ドライフルーツや野菜ジュースなどでもカリウムを摂ることが出来ます。症状が強い場合には、五苓散(ゴレイサン)などの利尿を促す漢方薬を使用することもあります。



また、長時間同じ姿勢で過ごすことはむくみの原因になります。長時間のバス旅行や飛行機などで靴を脱いでいると、むくんで履きづらくなった経験があるかと思います。足の筋肉の運動が少ないと静脈の血流が滞ってしまうためです。仕事中の場合には難しいかも知れませんが、定期的にトイレに立つなど長時間座り続けない工夫が望ましいです。締め付けが強いストッキング・靴下で物理的に圧迫することも予防効果があります。

梅雨時期とは関係がありませんが、心臓や腎臓の病気あるいは甲状腺機能の低下でも足がむくむことがあります。
急に体重が増えるほどのむくみは病気が隠れていることもありますので医療機関へご相談下さい。

折茂 政幸
Masayuki Orimo
ウェルネス宮前クリニック 院長
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。