[愛用者さまからのご相談]花粉症というと春のイメージがありますが、秋にも花粉症があると聞きました。

[愛用者さまからのご相談]
花粉症というと
春のイメージがありますが、
秋にも花粉症があると聞きました。

コンシダーマルご愛用者さまからのご相談です。
[Kさん/45歳]

Q.花粉症というと春のイメージがありますが、秋にも花粉症があると聞きました。秋の花粉症は春の花粉症と何が違うのでしょうか?また、春と秋とでは身体や肌に現れる症状の違いはありますか?対策方法を教えてください。

A.花粉症というと、春のスギやヒノキを思い浮かべる方が多いと思います。でも、実は秋にも花粉症があります。春と秋では、原因となる花粉の種類や飛び方、出やすい症状に違いがあります。

○春と秋では、原因となる花粉の種類が違う
一番の違いは、飛んでいる花粉の種類です。春はスギやヒノキが有名ですが、秋はブタクサやヨモギ、カナムグラ(道端に生える雑草)などが花粉症の原因となります。
春のスギやヒノキの花粉は、風に乗って数十kmから数百kmも飛ぶため、遠くの山から都市部まで花粉が届きます。そのため、春の花粉症は、どこにいても症状が出てしまうことがあります。
一方、秋の花粉はスギやヒノキに比べて飛ぶ距離が短く、数十mから数百m程度といわれています。そのため、山道や田園地帯、都市部では河川敷など、雑草の多い場所に行ったときに症状が出やすいのです。
つまり、秋の花粉症は、原因となる植物が生えている場所に近付かないことが、症状を抑えるための大切な対策になります。

○秋の花粉症は、鼻や目だけではありません
花粉症というと、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどを思い浮かべますよね。もちろん秋の花粉症でも、こうした症状は出ます。
それに加えて、秋の花粉症では、喉のイガイガ感や咳、気管支の違和感などを伴うことがあります。秋の花粉は粒子が小さいため、気管支の奥まで入り込みやすいと考えられているためです。
「風邪をひいたのかな?」と思っていたら、実は花粉症だった、ということもあります。熱はないのに咳が続く、毎年秋になると同じような症状が出るという方は、秋の花粉症の可能性も考えてみてください。



○肌に現れる症状は基本的に似ている
花粉症による肌荒れを「花粉皮膚炎」と言います。
秋の花粉は粒子が小さいため、スギやヒノキの花粉に比べて肌に付着しやすいですが、花粉の種類による肌症状の違いというよりも、春と秋の気候による肌への影響の方が大きく作用すると考えられています。
秋は夏の紫外線によるダメージが蓄積していること、冬に向けて乾燥がすすむことが肌荒れの原因となります。
夏の間、紫外線を避けることが一番ですが、紫外線ダメージが残る場合は保湿が大切です。大気が乾燥する前からケアをお願いします。

○秋の花粉症を防ぐにはどうしたらいい?
秋の花粉症は、原因となる植物が生えている場所に近付かないことが一番の対策です。
河川敷や空き地など、雑草の多い場所に行くときは、マスクをしたり、帰宅したら衣服についた花粉を払い落としたりすることも大切です。
「秋だから花粉症は関係ない」と思わず、毎年秋になると鼻水やくしゃみ、咳などの症状が出る場合は、秋の花粉症を疑ってみてください。

折茂 政幸
Masayuki Orimo
ウェルネス宮前クリニック 院長
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。