[愛用者さまからのご相談]春に起こる頭痛や目の痛みの原因は?春にも熱中症は起こりますか?

[愛用者さまからのご相談]
春に起こる頭痛や
目の痛みの原因は?
春にも熱中症は起こりますか?

コンシダーマルご愛用者さまからのご相談です。
[Kさん/64歳]

Q.いつも折茂先生のお話を興味深く拝読しております。
気温が上がり、日差しが強くなってくるこの時期、頭や目が痛くなったり、ぼーっとしてしまうことがあります。熱中症なのかと心配になることもあるのですが、このような症状は、水分不足や日差しの影響なども関係しているのでしょうか?また、この時期に起こりやすい原因や日常生活で気をつけるポイント、どのような場合に受診を考えた方がよいか教えてください。

A.強い日差しや紫外線は網膜の細胞や自律神経を刺激し、頭痛やめまいなどの症状を引き起こします。強い光による「光過敏性頭痛」ということもあります。
一方、熱中症でも体温の上昇や水分不足・電解質のバランスの乱れから頭痛が起こりますが、厳密に言うと原因が異なります。実は、春にも熱中症が起こります。
「暑熱順化」と言って、冬の寒さが終わり少しずつ春から夏への暑さに慣れていくという言葉ですが、急激な気温や湿度の上昇があると「暑熱順化」が間に合わず熱中症になります。真夏の熱中症と比べてそれほど暑くない日でも起こるのが特徴です。また、春は気温差が大きく自律神経が乱れやすいことも原因です。

対策としては、
①強い日差しを避け、日傘や帽子、サングラスを活用する
②まぶしい時間帯の外出を避ける
③しっかり食事を摂り、こまめに水分補給
④頭痛や体調の不良を感じたら、直射日光を避け涼しい場所で休む。


熱中症の場合には頭痛のほかに、吐き気や強い倦怠感、意識の低下がみられますので、症状が強い場合は医療機関へ受診をお願いします。 春は「まだ、それほど暑くないから…」という油断が熱中症に繋がりますのでご注意下さい。
折茂 政幸
Masayuki Orimo
ウェルネス宮前クリニック 院長
千葉大学大学院修了
医学博士
専門 循環器内科
ヒトの身体は自然の摂理に従っていると僕は考えます。
普段の食事や体を動かすこと、十分な睡眠と過度のストレスを避けることが健康にとってとても大切で、何気ない日常の積み重ねが普段の体調や病気のリスクに大きく影響します。
また、個々の特性、体質はそれぞれ異なりますから、他の方と同じ方法では改善しないことがあります。適切な医学情報をお伝えし、一人一人の体質に合った治療を目指しています。